第9章 栄枯盛衰、神羅ビル
すっかり廃墟になった神羅ビルの前に到着したヴィンセント。
…どうでもいいのですが、ヴィンセントってば移動手段がとことん徒歩のヒーローですねえ。飛空艇やフェンリルを駆る シドやクラウド
は、カッコいいのに。てくてく歩いて、芸もなく正面玄関から敵地に乗り込むその地味さが好きです(笑)
破壊された神羅ビルは、元神羅社員の彼の目にはどう映ったのでしょう。「今は見る影もないがな」という皮肉な台詞は、彼の複雑な
心中を垣間見せてくれる気がします。
「神羅製作所」だったのが「神羅カンパニー」になり、一介の企業がまるで国家のように星を支配しようとして滅んだわけですから。
昔を知っているヴィンセントからすると、まさに栄枯盛衰というか諸行無常というか。醒めたシニカルな口調になるのも当然なのでしょう。
そして、現存しているディープグラウンドへの入り口はここしかないそうで。以前プレジデントが使っていたそうです。
…ちょっとまて。そうするとあの大勢いるDGソルジャーやら重火器やら飛行機やらは、いったいどこから出てきたんでしょう?
兵器はまあ、ミッドガルの中に隠れ工房を作ったと考えるとしても、兵士たちはあの小さいエレベーターで、ちまちま地下から出てきた
わけですか?
いやいや、きっと兵器や軍隊移送用の出入り口は他にあって、今はDGソルジャーたちが使っているから、盲点になっているルートを
使うということなんでしょう。多分。
シェルクから電話の最中に、ヴィンセントを発作が襲います。折悪しく、そばをうろついていたビーストソルジャーが ちょっかい出す
ものだから、なおさら獣化。
正気を失って咆哮しちゃうヴィンセントですが、ルクレツィアの一言で我に返ります。やっぱりあれですね。カオス制御の鍵は、やっぱり
ルクさんの叱責じゃないでしょうか(笑)
この時の、少しうろたえたようなヴィンセントの表情と声音が好きです(笑)かわいいなあ〜!
シェルクに「ほんとに何も知らない」とため息つかれて、エンシェントマテリアはロッソが自分の身体から抜き取っていったと聞かされて、
思わず自分の身体を見下ろすあたりもかわいい〜。
洞察力や記憶力に問題があるのではというツッコミは、この際スルーの方向で。そして、ヴィンセントの携帯電話は 高性能で、足元
においてあるのに通話が可能ということにしておきましょう(笑)、
この後も度々出てくるのですが、シェルクが何の通信手段もなくヴィンセントと交信したり、ルクレツィアのイメージを見せたりするのは
彼の精神に対してSNDをしているということなんでしょうか?? シェルクの中にあるルクレツィアの断片が、SNDの能力を借りてヴィン
セントにアクセスしているということなのかしら。
ともかく、ここで初めてカオスの正体を知らされるヴィンセント。3年前から同居している魔獣ですけど、こりゃびっくりですよねー。
「えええー、カオスってそんな物騒な奴だったのか!?」というのがヴィンセント氏の本音じゃないでしょうか。
その挙句に、カオスに負けるなと言われましても…(笑)
ルクレツィアはヴィンがあんなに恋焦がれている人なので、全面肯定の方針なのですが、正直ここはちょっとと思いました(笑)何も、
戦いに行く直前に士気が下がるようなことを言わなくてもいいのにねー。
かなり動揺するような話を聞いた後ですが、神羅ビル前のアイテムは忘れずにゲットしていよいよ敵地に乗り込みます。ぼろぼろの
神羅ビルですが、地下に行くに連れてきれいになっていきます。地下だとメテオの害に会わなかったということなんでしょうね。無印本編
の神羅ビルマップを思い出して、ちょっと懐かしかったりして。
地下にはDGソルジャーだけでなく、怪奇虫までいました。ウータイ原産のはずなのにー!きっと宝条が連れて来たに違いない。
アイテムとったり機密CDをとったり虫退治したりしながら、地下へと進みます。ところどころでポリゴンですがムービーもあって、ヴィンセ
ントのちょっと気取った銃さばきも見られたりして目尻が下がります。下のフロアーに行くのにじゃまな鉄格子の留め金を銃で破壊して、
そのまますとんと落ちていくシーンは、けっこう好きです。
ヴィンセントが地下で奮闘している間、仲間たちも地上で頑張っています。
でも、シエラ号にも招かれざる客が来ていました。シドにまで「頼む」と言われてエンジンルームに様子を見に行くシェルク。
そこで鉢合わせしたネロに戦いを挑みます。半ば押し付けられたような約束ですが、反故にするのは気持ちが悪い、という発想をする
あたりなかなか律儀なシェルクでした。
でも、その律儀さが裏目に出ることになってしまいます…
神羅の地下施設を通り抜けてきたヴィンセント。ここでちょっと確認のためにナビゲーターに連絡を取ろうとします。
ここで彼が短縮設定が出来ることが判明(笑) 列車墓場ではいちいちボタンを押していたのに、今回は違いました。
あれ? それとも着信履歴から拾ったのかな?
ネロの闇の中は電波が届かないところかと思っていたら、通話中という扱いになるんですね。まあ、あのシーンで例のアナウンスが
流れてしまうと緊迫感がなくなるのは確かですから、「ツーツーツー」の方が妥当でしょう。
リダイヤルしようとはせずにポッケに携帯を戻そうとするところへ、着信音。
ティファの「あ、繋がった」という台詞がいいですね。仲間たちが彼を案じて、何度も電話をかけ続けていたというのか、この一言で伝わ
ってきます。そして、バレットの大声に閉口したように電話を耳から遠ざけるヴィンがおかしい!
聴力もよさそうな彼ですから、バレットの大声は耳にこたえるんでしょう。この後もバレットが話すたびに距離を置くのが笑えます。
これ、シドが相手でも電話を少し耳から離して通話していそうです。
台詞のないヴィンですが、表情や所作で細かい演技させてますねー。バレットの時には身を遠ざけていたのに、ティファが「クラウドに
替わるわ」と言った後の身じろぎの仕方は、彼とクラウドの親しさを表現しているように思います。見ていても「ああ、クラウドとは話がした
かったんだろうな」と感じましたし。この距離の近さが、クラウドが元リーダーだったからなのか、それとも二人がなんだか似たもの同志
だからなのか、わかりませんけど(笑)
ネロのおかげでシエラ号は音信不通のようです。ここでまたヴィンの口から「シド」という名前が出たのに、無駄に喜んでしまったりして
(笑) 「シエラ号」なのに、ヴィンにとっては「シドの飛空艇」なんですね。
静まり返った神羅の地下施設と対照的に、電話の向こうはにぎやかです。どうやらクラウドは電話しながら戦闘もしているようです。
それを察したヴィンセントが「大丈夫なのか」と気遣いますが、さすが元ソルジャー。「問題ない」と応えます。この直後にティファに替わ
ったのは、多分彼女に携帯をパスして敵にトドメをさしてたりしたのかなと思ったりして。
戦いの最中に、携帯電話を投げ渡しながら話している仲間たちの姿が浮かびます。
ACの頃と違って、すっかり吹っ切れた様子のクラウドは頼もしい。ティファともうまくやっているようですね。この二人も幸せになって
ほしいカップルなので、嬉しかったりします。
仲間たちの様子にヴィンセントがふっと笑って「わかった。先に進ませてもらおう」というのが、彼らの絆を感じますね〜。ギリギリの
状況でも相手を信じて任せきれるというのは、すごいことだと思います。ACのヴィンセントが「独りで戦わせてやれ」という台詞もあった
ように、クラウドとヴィンセントは戦いを生業とする者同士、深いところで理解しあっているような気がしますね。
ただひとつ、クラウドがヴィンに対して使う二人称が「おまえ」だったのが少し残念でした。えーと、かなり年上なわけだし、二人の関係性
からも「アンタ」ぐらいの方がいいなあ。個人的見解ですが、敬老の精神でひとつよろしく(笑)。
それでも最後にクラウドが「じゃあな。死ぬなよ」というのが、すごく印象に残ります。クラウド、いいなあ。
ヴィンセントとクラウドで何か話を書いてみたいと思った台詞でした。
そして、ディープグラウンドに通じる最後のエレベーターで待っていたのは、蒼きアスール。
「ロッソは、死んだか」という台詞に、全く協調性がないのかと思っていたツヴィエート同士にも、それなりの連帯感というか、仲間意識の
ようなものがあるんだと感じました。力のみで認め合った歪んだ連帯感なのでしょうけど。
「あれと同じにおいがする」って、アスールのさす「あれ」って何なんだろう?カオスと面識があるわけないし、ネロの「闇」をさしているのか
しら。
アスールも、エンシェントマテリアやオメガよりも、強い敵と戦うことが目的です。彼らにとって、エンシェントマテリアを持っていようがいま
いが、ヴィンセントは格好の相手だったんじゃないでしょうか。嬉しそうに殺し合いを仕掛けてくるあたり、病んでるなあ。
身の丈ほどもある戦車砲で撃ってくるわ、倒したと思ったらでかい怪物に変身するわ、アスール戦は手を焼きました〜。魔晄を吸収
しにいくと、壁際に追い詰められてぼこぼこにされるし、ガリアンの攻撃も思ったほど効果はないし。ヘタレゲーマーに操作されたヴィン
セントは、柱の周りを必死で逃げ回り、ちまちまとブリザドで攻撃してようやくアスールを倒したのでした。ふう。
そして、死んでも死んでも生き返るアスール。ムービーでもまたまた復活します。
…いいんですけど、アスールを倒したヴィンセントは背を向けて歩き出しますが、ここは降下中のエレベーターの中。どこにも行き場は
ないんですけどね(笑) いやいいんです。演出上あの行動が必要だったことは分かってます。でもつい突っ込みたくなりまして。
生き返ったアスールを見てたまげるヴィンセント。応戦もせず防御姿勢もとらず、迫ってきたアスールに思いっきり吹っ飛ばされます。
エレベーターの柵に叩きつけられて、普通なら背骨が砕けていそうです。ヴィンセントって、けっこう酷い目にあっている主人公なんじゃ
ないでしょうか〜。
「まだだ。立って我と闘え」とだだをこねるアスール。闘いそのものが目的で、まるで遊べと要求する幼児のようです。
ベビーシッターならぬ魔獣シッターのようなヴィンセントは、いいかげんキレました。我慢強い宿主に代わって、間借り人のカオスが相手
になります。一気に相手の懐に飛び込んで、片手から衝撃波(?)を発して攻撃。ケルベロスよりもはるかに破壊力があるようです。
変身を解除されたアスールは、現れたカオスを見てたじろぎます。闇と血の色をまとった、生きとし生けるものに死をもたらす魔獣。
…なのに、何故あんなにキュートなヒップなんでしょうか〜(笑)どうしても、視線がそこに行ってしまいます〜。
そういうシーンじゃないのに、ついつい鼻の下が伸びてしまうのでした。
アスールに戦車砲を投げつけたカオスは、何だか楽しそうです。静止画像にするとそうでもないのだけど、ムービーで見るとまるで
笑っているように見えます。
アスールにまで化け物呼ばわりされ、それで気分を害したわけでもないでしょうけど、カオスセイバーのような技でツヴィエートの巨体
を軽々と吹き飛ばすカオス。さすがはファイナルウェポン。敵がいなくなった後も興奮冷めやらぬ様子で、何だか吼えて暴れてます。
その様子を見ていたのがネロ。
「伝承通り、命を刈り取るならそれもいいでしょう」と言って去っていきます。その点ではカオスとDGソルジャーたちの目的は一致する
わけなので、害はないと判断したようです。
この「伝承」というのは、古代種の間に伝わっていたものなんでしょうか。「星の淀み生まれし…」の一説は古代種のものと思しき遺跡
にあったということなので、そう受け取るのが自然と思いますが、ではイファルナももちろんそれを知っていたんでしょうかね?
そして、エアリスはそれをお母さんから聞いていたんでしょうか。
星の声を聞く古代種の末裔であるエアリスが、カオスを身に宿したヴィンセントに何の反応もなしというのはおかしい気がしますが、
そこはまあ、後付け設定ですから仕方ないんですよね(笑)。
でもでも、FF7リメイクするならこのあたりのエピソードを是非!と思ってしまうわけなのです。無理ですけど。
暴れていたカオスを鎮めたのは、やっぱりルクレツィアの声でした。ネロの闇からこぼれ落ちたシェルクの携帯電話に、カオスが反応
します。
回想なのか、シェルクのSNDなのか、はたまたカオスからの情報の流入なのか。昔の神羅屋敷のシーンに戻ります。
魔晄ポッドに浮かんでいるヴィンセントに、ルクレツィアが「もうすぐここから出られる」と語りかけています。ヴィンセントの治療者でも
ある彼女は、何らかの手ごたえを感じている様子です。
しかし、彼女の体調も良くはないようです。ヴィンが宝条に食って掛かったのも、彼女が体調を崩したからですが、ルクレツィアは自分
のことを後回しにして、彼の治療にあたっているようです。
ジェノバ・プロジェクトの一員であったはずの彼女ですが、出産後メンバーから外されたと考えるのが妥当ではないでしょうか。「母」が
「子供」を冷静な科学者の目で見られるはずはないし、セフィロスはすでに特定の個人の子供ではないわけですしね。もちろん、彼女に
してみれば不本意極まりないでしょうが、逆にヴィンセントの治療に専念する時間がとれたとも考えられます。神羅屋敷一階奥のこの
ラボは、どうやら彼女専用の部屋のようです。
そこへ、招かれざる客がやってきます。宝条はヴィンセントを自分の改造に耐えられなかった男、と呼び、全くの材料扱いです。
そして、他人の行動も自分の規範で測る宝条は、ヴィンを助けようとするルクレツィアの行動も「実験」と決め付けます。
このあたりが微妙ですねー。
これだと、ルクレツィアはヴィンセントを救うための手段として、最初からカオス生命体の因子の移植を行なっているように見えます。
手段に困ってカオス因子を使ったというよりは、けっこう早期の決断だったような。
動機の九割はもちろんヴィンセントの命を救うためですが、残り一割は自分の研究テーマであるカオスを使いたいというのも、あったの
かもしれません。無意識のレベルで、でしょうけれど。
だからこそ、宝条に指摘されてあそこまで動揺したんじゃないかと推測するのです。多少後ろめたい所があると自覚してしまったから
こそ「ちがう…!実験なんかじゃ…私は…」と感情を揺さぶられるんじゃないのかしら。
そして宝条の台詞。「死んでからも惚れた女の役に立って、幸せだろう」って、色々と聞き捨てならないですね。
ヴィンセントはやっぱり一度死んでるんでしょうか。それとも、宝条が自分の満足する実験結果が出なかったから、被験体としては失敗
廃棄=死んだと決め付けただけなんでしょうか。
後に一度死んだヴァイスをオメガの力で甦らせようとしているので、宝条は「オメガやカオスは命を復活させる力を持つ」という知見を、
どこかで得ている必要があります。
そうしてみると、ヴィンセントが一度死亡→ルクレツィアがカオス因子を使って蘇生させるというステップがないと、宝条はネロを説得
できるだけの根拠がない、ということになるのかしら。
ファイナル“ファンタジー”なので、あまり細かく突っ込むと面白くなくなるのですが、一応納得できるようなこじつけはしてみたいと思うの
でした。
何より、宝条!!! ヴィンがルクさん好きなの知ってて間男しやがったなあああああああ〜
いやその、あんなでこっぱちの所に行っちゃうルクさんが一番おたんこなすですけど、あいつ絶対二人の仲を裂いて面白がってたに
違いない(怒)
天才ガスト博士と比較される二流科学者としては、本社からきたタークスオブタークスなんて、劣等感を刺激される嫌なヤツだったと
してもおかしくはありませんし。(贔屓目は自覚しております)
しかし、DCはガスト博士がカケラも出てこないですね。
彼のプロジェクト離脱の時期とか、ジェノバに対する見解が変化したあたりとか、それに対する周囲の反応とかが知りたいのに。かなり
もめたんじゃないかと思うんですけど。このあたりも、もしリメイクするなら詳細な描写が欲しいところです。それによっては、ガスト博士
って諸悪の根源になってしまう可能性もありますし。今のところ、温厚な天才科学者だけど世間知らずというイメージなんですが。
どうなんだろう?
あー、ホントにFF7リメイクしてくれないでしょうか〜。この際画像は昔のポリゴンでもいいから、ストーリーの丁寧な補足が欲しいです。
うーんと、小説化でも構わないのですけど。(妄想暴走)
誰もいなくなったエレベーターで、ヴィンセントが大の字になって転がっています。カオスに変身した後は、やはり体力の消耗が激しい
のでしょうか。
余談ですが、FF7本編のヴィンセントのイメージでは、戦闘後で消耗していようとも、こんな風に大の字に転がるというのはありません
でした。自分の抱いていた、過剰に繊細なヴィンセント像がぶち壊されたシーンでもあります。
うん、まあ、男だしね。疲れていればひっくり返って寝ていたくもなるんでしょう。無節操に全面肯定(笑)
先ほどのムービーの内容はヴィンセントも認識しているようです。やはり彼の内なるカオスが、覚醒するたびに情報提供していると
いうことなのかしら。
これまでの流れだけだと、「宝条に撃たれて実験動物扱いされた後、ルクレツィアが引き取ってさらに新たな実験を行い、カオスという
とんでもない魔獣を彼に宿らせた」という認識を、ヴィンが持ってもおかしくなさそうです。
解釈の仕方によっては、ルクレツィアにまで実験材料にされたともとれるわけで、ここでシャルアの「キミは彼女の実験成果なのか?」
という台詞が伏線として生きてくる気がします。
ヴィンセントの「カオス…そうか…やはり彼女が…私に…ルクレツィア…」という台詞は、深読みするとすごく切ないです。
ルクレツィアがカオスを移植した理由を彼は知らないわけですから、「何故かわからないけれど、彼女に魔獣を植え込まれた」いわば、
彼女に裏切られたという悲しみを感じていても仕方ないわけです。ここもう少し強く表現しておくと、ラストの「ありがとう」とのコントラスト
が効いてくるのになー。
しかし、それでもルクさんを恨むようなヴィンじゃありません。次の台詞「なら、この苦痛は…」の先は、ヴィンセントファンなら誰でも予測
がつきます。
「私に与えられた罰」
だと思うのですけど、どうでしょうね?
どちらにしろ、ここのシーンはBGMも効果的で、しんみりと切なくなってしまいます。とことん報われないヴィンセント。
それでもルクレツィアへの想いが変わらないあたり、彼も規格外のお人好しです。
落ちていたシェルクの携帯電話に気付いて拾い上げたところで、エレベーターが終着地につきます。
珍しいヴィンセントの長い独白。鈴木省吾氏の深い声音に聞き惚れてしまいます。「神羅の闇」という台詞は、彼が元タークスだからこそ
より皮肉な響きを持って聞こえてきますね。ここのポリゴンムービーのヴィンは、とっても美人でした(笑)
いよいよ、ディープグラウンド。敵の本拠地へ乗り込みます。